貴君は架空の鉄道を考えた事があるかね。


 房と云うのは、人の思惑に調子を合わせてそう云うだけの話で、自分で勿論阿房だなど考えてはいない。誰かの需要がなければ「己が思い描いた鉄道のある世界」を思い描いてはいけないと云う訳はない。なんにも需要がないけれど、電車に乗ってどこかへ行ける世界を此処に吐き散らそうと思う。

 需要がないのに創作するのだから、自分の憧れや理想に妥協したくない。電車の中では「早くてでっかい旧型電車」が一番いい。此処に、「私」という人間の視点から絞り出した、「早くてでっかい旧型電車」「存在するはずだったインターバン」「この先に伸びるはずの汽車」の一つの在り方を御目に掛け度い。

 

 

追伸 管理人は諸々が不安定な人間故、此のページのコンテンツの追加は牛歩の如き遅遅としたものになると思われますので、其の点のみどうか平に御容赦相願候    

 唯知庵